木造駅舎の旅
NHK BSでやってる、にっぽん木造駅舎の旅という番組をご存知だろうか?全国にある木造の駅舎を淡々と紹介するだけの5分番組。田園風景に溶け込む木造駅舎がなんとも郷愁をそそるのだ。
年末に何時間もぶっ通しでダイジェストをやってたのを録画して観たんだけど、やっぱりいいね。特に九州にはグッとくる。ご先祖様が熊本な俺の血のせいだろうか、他の土地の風景よりもハートが揺さぶられる。
先週末、久しぶりにフリーだったので、思いつきでノブを木造駅舎の旅へ誘った。もちろん二つ返事でOK。ヤツもこの番組のファンなのだ。番組スペシャルの中継場所だった大井川鉄道の田野口駅を目指した。もちろんSLを予約。
ハイボールを飲みつつ、新幹線で静岡まで行き、在来線に乗り換えて大井川鉄道の始発、金谷駅に到着。生まれて初めて乗るSLは、レトロな客車をつなげて駅で待ってた。
写真は後ろにくっついてる電気機関車だけど、これもレトロでしょ。
そして、見よ、この客室!!レトロだべ?まるで銀河鉄道999!
汽車は大井川沿いに晴天の田園風景を進む。駅で買った弁当に舌鼓を打ちつつ、水割り、日本酒を空ける。至福。最後尾の車両だからか、あまり汽笛は聞こえない。観光列車だからしょうがないんだろうけど、もう少し車内アナウンス静かにしてくれるともっと良かったのに。
終点の千頭駅まで2時間。あっという間。しばし蒸気機関車を記念撮影。
折り返して、目的である田野口駅へ。復路は俺の故郷、奈良をを走っている近鉄特急の車両。私鉄の古い車両を譲り受けているらしい。千頭駅で買い足した地酒をやりつつ、近鉄特急に揺られてしばしすると、田野口駅到着。途中下車する。
小さな無人駅。しかし手入れは行き届いている。人はいないし、車もほとんど通らない。聞こえるのは鳥の鳴き声だけだ。次の列車まで1時間くらいだが、時間を忘れて日本の原風景を楽しんだ。ワインをやりつつ。。。
せっかく静岡に来たので、焼津在住のブコッツスマイル、マイペースのりお君に連絡を取り、自宅にお邪魔して彼の家族に会ったあと、焼津の新鮮な海の幸を熱燗とともに 堪能。熱燗のとっくりが少し割れていたので1本おまけしてくれた。ラッキー。
至れり尽くせり。思いつきで行動した割りに、天気にも恵まれて最高の旅だった。次は九州だね。(や)














SL客車が往年の姿そのままを保っていたのは思いもよらないことで、車内に足を踏み入れた途端、「うわー」。
二人ともテンションあがったね。淡く漂う陰影の良さというのかな、それがあった。やっぱりこれだよ山ちゃん、日本人の美意識のルーツは。色はぼけっとしてなくちゃ、陰翳礼讃です、書院造ですな、よくわかんない。まるで谷崎潤一郎の世界だよ。飴色に鈍く光るニス塗りの木枠、青くすすけたシート、白ペンキの丸天井、ガラス窓から入るひかり、木床のかすかな重油の香り。どれもこれもいいんだ。現代の機能性を超えるものがあったな。
木造駅舎田野口駅のたたずまい、これにもじんわり沁み入りました。いつまでも残っていてほしい駅舎だね。駅周辺も森閑として無音。無音の時間を味わったのは全くいつ以来だろう。非常に貴重な時間でしたわ。大井川鉄道、よかった。
つぎは肥薩線、行こまい!
ブ―ノー
2月 14th, 2010 at 11:47 pm
楽しそうだね。
ちなみに私の実家は日本最東端の駅から徒歩3分ほどですが、ホーム一つだけで駅舎さえありませんので、趣もなにもあったもんではありません(笑)。
TB
2月 15th, 2010 at 12:38 am
>ブーノー
戦前の客車に乗れて感激です。肥薩線、行こう。
>TB
地図で見ると意外と街中にあるんだね。色んなひとのブログで取り上げられてるけど。。。。これはこれで結構凄いね。
ヤマゾウ
2月 15th, 2010 at 11:52 pm