Archive for the ‘Ry Cooder’ tag
名人芸(その3)
すいません。今日もライクーダーネタです。
知らなかった。日本のCMにも出てたんだね。それにしても、UPしてくれたひとの物持ち良さに感謝です。
パイオニアカーステレオのCM(81年)だそうです。曲は来日公演の目玉だった”Across the Borderline”。”Get Rythm”に入っているやつより軽快なアレンジ。そして
アーリータイムズ(88年)。学生の頃よく飲んだ。。。。アーリーなのに値段が超高い!!
うーん、アーリータイムズの方も全然記憶にないぞ。しかし今では考えられないキャスティングや。。。。。(や)
名人芸(その2)
いやー、昨日のライ・クーダー、まだ余韻残ってます。勢いにまかせて昨日のレポートを。
Y村君、タクロヲ、DrDrと現地で待ち合わせ。定時ダッシュでオーチャードホールに向かう。ライクーダーを観るのは初めて。もちろん夕方くらいから仕事中もライブモード。皆のチケットは俺が持ってたのだけど、雨のせいでだたでさえウンザリする渋谷の混雑がひどくイライライライラ。前になかなか進まない。徒歩なのに。結局ギリギリに着いてしまった。
オーチャードホールはなかなか綺麗なホール。チケット高いもんね。荷物を預けて間もなく開演。前から12列目。前座はライ・クーダーの息子さん、ヨアキム・クーダーさんのバンド。彼はお父さんのバンドでもドラムを叩くのだ。1曲目は俺の好きな”Chavez Ravine”に入ってた曲だったので期待したが、まぁまずまずといったところか。6曲くらいやって終了。休憩時間にラウンジで少しアルコール注入してリラーックス。
さて、真打登場。ライ・クーダーはちょうどWikipediaの写真と同じ服。帽子はかぶってなかったけどハチマキしてた。そしてお腹。。。。会場は超盛り上がり、彼はおどけて忍者?のパフォーマンスで応えた。編成はライ・クーダー(Gt,Vo)、ニック・ロウ(Ba,Gt,Vo)、ヨアキム(Dr)のトリオ。ニック・ロウの曲でスタート。
3ピースでもちっとも薄くない。ニック・ロウさんのシンプル極まりないベースにクーダー親子が多彩な音使いで絡んでカラフルにするときもあれば、音と音との間が絶妙な緊張感を生んでいるときもあった。曲はニック・ロウ1曲に対して、ライクーダー2~3曲くらいの割合か。ライクーダーは古い曲を中心にやってた。といってもいかにもヒット曲という感じの派手な曲はないんだけどね。
ライ・クーダーのプレイは本当に自由奔放だ。天下の名人芸、スライドは思わず仰け反るほどのダイナミクスと繊細な表現力があったし、気の利いたオブリガートは非常に有効なスパイスになっていた。時にはベースラインを弾いたり、切れのあるカッティングがあったり、チューニングを変えたり、自由自在の職人芸。そして、想像してたより情熱的にギターをかき鳴らした。強弱や緩急を自在に操って。ギターにどのように歌わせるか知り尽くしているかのようなプレイ。名人芸スライドソロが終わるたびにお客さんの熱狂的で温かな拍手が。確かにそうしたくなるプレイだ。
牧歌的なヴォーカルのスタイルは昔から変わらない。少ししゃがれた声もいい。ギタープレイと同様に、一曲一曲、一音一音とても愛情を込めて大切に歌っていたように見えた。多分、ロックスターを気取ろうとか、渋く見せようとか、かっこいいと思われるソロを弾こうとか、そういう雑念が全くないんだろうと思った。パフォーマンスは全て、音楽と真剣に対峙した結果だ。その気持ちの昂りをお客さんと共有したいということに集中しているように見えた。
基本的にユルい音楽でリラックスできる一方、張り詰めたテンションがあり一瞬も退屈させない。コード進行のパターンは限られてるのに物凄くカラフル。圧巻は恐らく今回ツアーの目玉である”Across the Borderline”。ヤヴァい、美しすぎる。。。。涙腺は崩壊寸前。。。。歌詞の内容は知らないが、まるで夕陽が見えるような曲だ。
ということで、何度も言うけど本当によかった。お客さんも大喜び。また来てくれないかな。(や)




